こんにちは、タキシード仮想(@tuxedo_kasou)です。
いやはや…とんでもない事件が起きてしまいましたね。
コインチェックがハッキングされたようでネム(NEM/XEM)が、580億円分も盗まれてしまいました。
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コインチェック(CoinCheck)本当にハッキングされた笑
私がこのニュースを知ったのは、以下の記事で。
↓ビットコイン取引所「コインチェック」で620億円以上が不正に…
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20180126-00080895/
夕方頃でした。
私の場合、仮想通貨や現金などの資産は分けていましたので、そこまでの額ではなかったのですが、420XRP(6万円分くらいでしょうか)ほどコインチェックには置いていました。
※XRPは海外の取引所やその他ウォレットなどに4つくらいに分けて保管していました。
不穏な空気を察した私はバイナンス(BINANCE)にXRPを避難させようとしたんですが、時すでに遅し。
以下のとおり、「送金する」ボタンがグレーアウトしていましたww
その後、当日深夜の会見まで見たんですが…。
率直にこれは潰れるかもしれない、と思いました笑
そして、盗まれたのはネム(XEM/NEM)だけど、リップル(XRP)など他の通貨も返ってこないだろうということ。
あくまで記者会見を見たところによる心象ですが、彼ら自体に対応できるだけの資金力はなく、私たち顧客から集めた他の仮想通貨で補填することを考えているようでした。(誰か助けてやってくれ!誰か!孫さん!笑)
それ人の金!
ネットではこうした怒号も多かったように思います。
ちなみに私は420XRPなら寄付します涙
残念は残念ですが、私の日ごろの行いが悪かったことに対する強制的な帳尻合わせとでも思っておきましょう笑
コインチェック(CoinCheck)ハッキング事件から学ぶべきこと
私も含め仮想通貨の将来を信じている方は、これで懲りずに学びに変えていかなくてはいけません。
少し説教くさくなってしまいますけど、起業をしている身からすると、思いがけないトラブルや問題というのはよくあることです。
起きてしまったことは起きてしまったこととして、それにどう対応するか考える。
これこそ私たちがするべきことでしょう。
ちなみに私は今回被害を最小限に抑えることができました。(できたと勝手に思っているw)
そこには3つのポイントがあったと思います。(やばい、6万円スって自慢してるみたいになってるw)
①余裕資金を持っておこう
実は私、あの会見が始まるころに他の取引所で、XRPとNEMを買い増ししています。
相場は軒並み下がりましたけど、今回の事件は、仮想通貨自体に問題があったのではなく、コインチェックの体制に不備があったと考えるべきだと思っています。
ですから、いったん下落はしたけど、ゆくゆくは本来評価されるべきところまで再び上がってくると考えています。
私のXRP紛失額約6万円分なんてきっといずれ回収ができます^^
だたこれができたのは余裕資金を持っていたからです。
すぐに使える余裕資金を持つことでリスクを軽減できたと振り返って思います。
②リスクの分散を徹底的に行おう(ココが被害を最小限に抑えられた最大のポイントだったかも)
今回でいえば、
a.複数の種類の仮想通貨を保持していた
b.複数の取引所に登録しそれなりに使い慣れていた
c.資金の置き場所を分散していた
これが被害を最小限に抑えることができた大きなポイントでした。
a.複数の種類の仮想通貨を保持していた
ネム(XEM/NEM)という仮想通貨は実は優秀で今年2018年はとても期待されていました。
しかし、だからといってネムに一点張りをしていたら、急激な下落などで大変な事態になっていたかもしれません。
b.複数の取引所に登録しそれなりに使い慣れていた
これは今回正直かなり大切なポイントだと思いました。
結果として資金を救出することは叶わなかったのですが、他の取引所で下がったNEMを迅速に買い増すことができました。
仮に登録などで焦ってたり、入金ができなかったり、使い方がわからなくて戸惑っていたりしたら…被害を最小限に食い止めるための一手を打てなかったかもしれません。
国内の取引所でも2、3箇所。
海外の取引所でも2、3箇所。
このくらいは使いなれておくべきだと思います。
私は国内ではbitFlyerとZaif。
海外は基本的にBinance(バイナンス)を使うことが多いですが、hitBTCやYoBitなども使います。
ちなみにBinance(バイナンス)は取引量が多く対応も速いので比較的安心感のある取引所です(多く…というか取引量は世界一です^^)
hitBTCやYobitも使っているのは、今回のXEMのようにBinanceで取り扱いのない仮想通貨も多く揃っているからです。
こうしておけば、何かトラブルが起きたときに資金を避難させたり、下がった相場に対して素早い一手を打つことができます。
↓BinanceとYobitはこの機会に必ず作っておきましょう^^
c.資金の置き場所を分散していた
私は今回コインチェックのウォレットに入っていたXRPも、4つに分けて保管していました。
仮に、すべてコインチェックに入っていたとしたら…真っ青ですw
これを機会にハードウォレットを購入してみたり、細かく資金の置き場所を分けることも考えていきましょう。
ハードウォレットでは、レジャー・ナノを選ばれる方が多いかなと思います。
長期保管しておく通貨などはこちらに移しておくのがもっとも安心です。
③自分でできるセキュリティには万全を期そう
今回は個人のアカウントがハッキングされたワケではなく、コインチェック自体がやられてしまいました。
これについては私たちのセキュリティ云々ではなく、一部ハードウォレットで保管したり、資金を分散させたりして被害を最小限に食い止める他私たちにできることはないと思いますが、悪い人はいつでも狙っているということを改めて噛み締める必要があるのではないでしょうか。
・どのアカウントでも同じパスワードやメールアドレスを使っていないでしょうか
→盗み取られて他の取引所にそのパスワードで入られるかも?
・取引所にログインする際に毎度検索エンジンから探していないでしょうか
→フィッシング詐欺にひっかかる可能性が高まりますので、一度公式サイトにログインしたらブックマークしておきましょう
・二段階認証は済んでいますか
→個人アカウントがハッキングされた、という場合最も多いのはこの二段階認証を怠ったことが原因となってます。絶対やりましょう。
私の思うこと
今回のコインチェック(coincheck)の取引停止はとても残念です。
せっかく便利な仮想通貨が市民権を得始めてきた矢先のことでしたからね。
ただ時代の変化には抗えません。
恐らく世界の人々は今回のハッキング事件については、対岸の火事でしょう。
むしろ相場が下がってほくそ笑んでいる人も多いと思います笑
仮想通貨が怪しいとか危険なものと怖がっているのは日本人くらいなものです。
もちろん彼らもリスクは理解していますが、もっと肯定的な部分を見ている印象です。
飛びつく必要はないですが、確実に浸透していく技術ですから、ゆっくり咀嚼吸収しながらも歩みを止めないことが大切だと思います。