追記6/22 今となってはハードウォレットでの管理は必須ですね…
こんにちは、タキシード仮想(@tuxedo_kasou)です。
億り人なんて人たちがメディアに取り上げられるようになったり、コインチェック事件などもあって、このところ仮想通貨に興味を持たれたという方が、私の周りにも多くいます。
そんな方々に最低限伝えなくてはいけないな…と思うことをシェアしますのでぜひご一読ください^^
今からでも遅くない?というあるあるなご質問から、基礎知識、必要なもの、詐欺対策まで簡潔にまとめました!(まとめたつもりです)
Contents
今からでも遅くないですか?
今からでも遅くないですか?
間違いなく「遅くはない」です。
まだ怪しいと思っている人のほうが多いでしょう。
それに仮想通貨というのはインターネットと同列で語っていいほどのある種革命だと私は思っていますが、まだ生活には浸透していないですよね?
仮想通貨は発行枚数上限が決まっているので、使う人が増えれば増えるほど価値があがります。
インターネットと同列で語っていいほどの革命的なものなのに、まだ使っている人が少ないという現状を踏まえれば、遅くないといっていいですよね。
仮想通貨は革命なの?(余談)
インターネットが「情報の移動」を自由にしたのであれば、仮想通貨は「お金の移動」を自由にしました^^
日本では有難みが分かりづらいと思いますが、それは世界的にみて日本が特殊だからです。
例えば、日本はその国民のほとんどが銀行口座を持っています。
でも、世界の半数以上の人々は口座を持っていません。
そういう人たちにどうやってお金を送金したらいいでしょうか。
手渡しでしょうか?笑
業者を通した面倒な手続きがあるのは容易に想像できますよね?
さらに、日本は島国ですから他国との取引もそんなに日常的ではないですよね?
でも、例えばシンガポールという東南アジアの裕福な国は、隣国のマレーシアまで車で30分の距離にあります。
車で30分であれば会社同士の取引とかも結構盛んに行われるのが想像つきますよね?
でも、車で30分の距離であっても、当然「外国」ですから、送金は「海外送金」になってしまうんです。
海外送金の場合は普通の送金と違ってものすごい高い手数料を取られてしまいます。
日本にいるとあまり海外送金なんてする機会がないですが、普通は隣国と陸続きである場合が多いので、こんなことはよくあるケースなんです。
こうした現状があるなかで…
・手数料がほとんどかからず
・銀行口座も必要なく(スマホ1つで)
・数秒で相手に届けられる
※ちなみに両替の必要もありません!!
そんなお金があったら流行ると思いませんか?笑
仮想通貨を始めるにはまず何が必要なんですか?
スマホとかパソコンはおいておいて…基本的には以下の3つが必要です。
取引所の口座
仮想通貨の売買は取引所で行います。
まずは、ビットフライヤーを開設しておきましょう。
国内で最もポピュラーな取引所です。
バッグには大企業や銀行がついていて日本円に限り保障もついています。
安心感のある取引所ですので必ず作っておきましょう。
ただ、安全性に重きをおいていることもあり、通貨の取り扱い種類が少ないです。
これは国内の取引所全般にいえることですが、カンタンに言えば「金融庁の審査が厳しい」ということです。
そのため、まだ石ころのような価格の安い夢のある通貨(草コイン)を購入することができないのが弱点です。
それを補う上で良いのが海外の取引所です。
海外というとそれだけで怖いイメージもあるかと思いますが、バイナンスは世界最大級の取引所です。
世界の人から見たらビットフライヤーより安心感があるかもしれません。
こちらはビットフライヤーとは比較にならないほど多くの通貨があり、評判もとてもいい取引所です。
使い方としては、日本円は使えませんので、ビットフライヤーでビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を一旦購入し、それをバイナンスに送金してそのお金で売買するということになります。
今から30秒で開設もできますのでぜひ口座を作ってみてください。
※バイナンスの口座を30秒で開設する
バイナンスは人気がありますので、場合によっては新規開設がストップしていることもあります。
その時は下記より他の海外取引所もあたってみてください。
※その他このあたりの取引所もオススメです♪(特徴とともにシェアしてますので参考までに)
日本円
まずは資金がなくては始まりませんよね。
いくらからというのは無いですけど、最低3万円くらいは使ってみてもいいのではないでしょうか。
ちなみに私は一番最初は100万円を仮想通貨に投資しました。
そのうち、50万円はある程度市民権を得た仮想通貨に。
残りの50万円はICOや草コインに夢を託しました。
本人確認書類
取引所の口座の開設や、ICOへ参加した際の仮想通貨の受け取りに必要です。
ただ、海外の取引所においては一定額の取引未満であればこうした本人確認書類が不要であることも多いです。
例えば、バイナンスは確か2BTC以下であれば不要です。
今で言うところの200万円ほどの取引に値しますから、結構寛容ですよね笑
ちなみに、本人確認書類は…
・保険証
・運転免許書
・パスポート
これらがあれば万全です。
特に海外のICOや取引所で身分証明をする際は「パスポート」が必須になります。
持っていない方は、この機会に作るべきだと思います。
絶対に注意しておくべき3つのポイント
仮想通貨を始める上で、必ず注意しておきたいポイントがあります。
これらを怠ったがためにコツコツ働いて貯めた軍資金を一瞬で溶かしてしまった方も多くいます。
絶対にチェックしてください。
①仮想通貨の管理
資金を分散して保管する
これは大切です。
私も先日のコインチェック事件で痛切に感じました。
私はコインチェックにリップル(XRP)という通貨を預けていましたが、購入時の価値で6万円ほどの損害で済みました。
それはこのリップルを4つのウォレットに分けて保管していたからです。
私はリップルという通貨を推していますので、今のところ結構な量を所持しています笑
もし、これが全部コインチェックに置いてあったとしたら「自分が悪い」とは分かっていても「被害者の会」みたいなものに参加していたかもしれません笑
ただ6万円くらいであれば、万が一戻ってこなくても諦めもつきますし、それによって人生が大きく変わってしまう訳でもないので、勉強代だったかなと思えると思います。
資金の分散保管はリスクヘッジの基本かなと思います。
私は普段使いの仮想通貨はそのまま取引所のウォレットに入れたままにしてしまっていますが、先述のとおりいくつかのウォレットに分けています。
他にもマイイーサウォレットというオンラインウォレットも使っていますし、後に述べるハードウォレットという安全性が高い管理方法も用途に応じて使っています。
必要に応じてハードウォレットも使う
ハードウォレットというのは、専用の端末で自分で通貨を管理できるアイテムです。
基本的にオフラインでの管理になるので、ネットの向こう側でハッカーに奪われるなんてことは可能性として低くなります。
また、秘密鍵と呼ばれる、強引に言えば銀行口座の暗証番号のようなものも自分で管理することができます。
取引所にお金や仮想通貨を預けている際は、この秘密鍵は取引所が管理しています。
ですから、18年1月のコインチェック事件のように、その管理がずさんだと盗まれてしまうことがあります。
こうした自体も防げるのがハードウォレットでの管理です。
ハードウェアウォレットは…
が無難だと思います。
こちらはフランス本社もしくは日本の正規代理店から購入してください。(中古や怪しい代理店での購入はセキュリティ上危険です。)
リンク先は日本で唯一の正規代理店のものなのでご安心を。
2段階認証を設定する
ハッキングによる盗難には2種類あります。
ひとつはコインチェックのように取引所自体がハッキングされてしまうケース。
そしてもうひとつは個人のアカウントがハッキングされてしまうケースです。
後者によって資金が盗まれる場合の多くは、この2段階認証の設定を怠っていたことによるものです。
またこの2段階認証の設定にもいろいろ種類がありますけれども、一番のオススメは…
Google Authenticator
というスマホのアプリでの認証です。
仮に海の向こうであなたのパソコンがハッキングされて、ログインパスワードやIDが漏れてしまったとしても、このGoogle Authenticatorを設定していれば不正なアクセスを防ぐことができます。
今はよく分からないかもしれませんが、すぐに意味が分かると思いますので、ここではまずスマホを起動させてAppStoreやGooglePlayなどからインストールだけしておいてください^^
②ICOへの投資
もし「億り人」を目指されるならICOおよび登場したばかりの安いコインへの投資にも資金の一部を回す必要があると思います。
もちろんビットコインやイーサリアムといった既に有名な仮想通貨に投資されてもいいのですが、ここからさらに短期間で100倍、1000倍となるのはちょっと考えにくいので。(レバレッジをかけて取引するなら当然別ですが…)
従って、様々なICOと向き合うことになると思いますが、心構えとして「ほとんどが詐欺」であると思って慎重に投資するようにしてください。
実際に集めた資金を持ち逃げしてしまうケースだってあります。
例えば、コチラは140万人もの人が投資したといわれる案件ですがかなり雲行きが怪しいと言えます。
※WCXのICOは詐欺かも…!
ただ、これまでに詐欺と言われていたものが数百倍、数千倍の価値をもったケースもあります。
ADAコイン(カルダノ)なんかはその一例です。
・運営会社は信頼できるか?
・プロジェクトの将来性はどうなのか?
・プロジェクトの実現可能性はどうなのか?
このあたりはしっかりチェックした上で、怪しいポイントと良さそうなポイントを理性的に相殺して、投資額を決めるようにしましょう。
運営会社や他人の言うことを妄信して全資金を突っ込むようなことは私はかなり危険だと思います。
必ず自分の判断で、仮にスっても納得がいく範疇で投資するようにしましょう。
③偽サイト対策
仮想通貨は取引所で売買をするワケですが、悪いひとたちが暗躍しています。
例えば、こちらバイナンスという世界最大級の取引所なんですが…
https://www.binance.com
これ↑が本物バイナンスのURLです。
そして、こちらのツイートを見てみてください…。
これはやばい。
binance偽サイト。
見分けがつかないです pic.twitter.com/MdxHYHH3JG— 大石哲之(Bitcoin,Blockchain) (@bigstonebtc) 2018年2月20日
これは…結構巧妙です。
しかもこうした偽物サイトがgoogleやyahooで検索をした時に、広告などで本家より上位に表示されたりすることがあります。
このサイトにアクセスしてあなたのログインパスワードなどを入力してしまった場合、およそ1分ほどで本来の取引所に預けていた資金が全部ごっそり抜かれてしまうなんてことがあります(怖
ですから、必ず取引の前にはURLを確認して、一度取引をしたら「ブックマーク(お気に入り)」に入れておきましょう。
そして確実に毎回そこからログインするようにしましょう。
追記4/29 ブックマークに入れておいても…
※こうなってしまうと、レジャーナノなどのハードウェアでの管理はもはや必須ですね…。
▼秒速で一文無しになった男性
…さあ、冒険にでかけよう!笑