こんにちは、タキシード仮想(@tuxedo_kasou)です。
かねてから噂されていたG20による厳しい規制も今回はないということで、相場が上昇に転じていますね。
まぁまだまだ上値は重い感じですけども、気長にいきましょう。
さて、今回は「魔界」についてちょっとシェアしたいと思います。
上場決定!は嬉しいことだけど…
ICOへの投資を考えるなかで、1つの判断材料になるのが上場に関する情報です。
やっぱり、「4月に○○取引所に上場決定!」なんていうリリースがあったりすると良さそうなICOに見えるものです。
実際、それが事実であれば、謳うプロジェクトがその後完遂しなくても、最低限の出口は確保されることになりますから、投資する側としては確かに嬉しい情報です。
ようこそ仮想通貨の魔界へ
しかし、当然、どこの取引所に上場するのかということが大切です。
というのも、仮想通貨業界では通称「魔界」と呼ばれる取引所が存在しています笑
・Coinsmarket
・Yobit
・Coinxchange
などなど…。
現在の取引量では、われ等がbitFlyerに次ぐ世界11位に位置するHitBTCなども、魔界よりの取引所かもしれません。
こうした取引所の狙いとしては、怪しいものでも何でも最速で上場させることで、「顧客を囲い込みたい」という意図があります。
そのため、もう何でもあり状態(=魔界)
実態は個々によって違うでしょうし、日々改善しているとは思いますが、未審査・無料・誰でも上場申請可能な取引所も。
その結果、形としては一応上場していても、ほとんど取引のないような死んだ通貨や詐欺コインを大量に抱えていたりします。
また取引所自体のセキュリティもガバガバだったりします。
2段階認証がなかったりすることもあり、ハッキングされるリスクも非常に高い取引所群です。
魔界での取引では細心の注意を
一応出口はできるワケですから、上場は投資家としてはプラスの材料にはなります。
しかし、そこが魔界だったら…。
安全性を第一に、資産は最小限に移して取引するようにしましょう。
また、より大きく、セキュリティの高い取引所にも後に上場するようなことがあれば、そちらに移しましょう。
ICOによって出来たばっかりのコイン、現状価値のほとんどない草コイン…
そういったコインの取引がいち速くできる魔界。
そのメリットと、安全性や信頼性はどうしてもトレードオフの関係のようですね^^;